株の「配当」とは?必ずもらえるの?

share:

株取引において、保有している株式銘柄の企業から届く配当金。配当金は、株式の売買利益とは別に得られる分配益です。

今回は、株の配当について、配当している企業の特徴や配当される時期などを解説します。

配当とは

配当の意味は、企業が事業で得た利益を自社の株主に現金を分配する行為のことです。配当は、企業ごとに異なります。配当による分配金は、株主が保有する株数を基準として決定します。

配当する企業が特別に大きな利益を上げたときなどは、通常の配当以外に特別配当などを分配する企業もあります。

株の配当をイメージすると

株が配当される仕組みは、企業の利益から一株あたりで設定した配当金を支払います。

配当金が、30円の場合は、株主の保有株数に応じて支払われるイメージです。

100株保有の株主:30円×100株=3,000円
500株保有の株主:30円×500株=15,000円
1,000株保有の株主:30円×1000株=30,000円

必ずもらえる?

株の配当は、必ずもらえるわけではありません

日本証券業協会の投資の時間「投資Q&A」によると、企業によっては利益があっても配当しないケースもあるとのことです。一方で、利益がなくても配当する企業もあります。

配当金は、必ずしも黒字だからもらえるというわけではありません。積極的な成長を目指す企業などは、新規事業に向けて内部留保することも考えられます。逆に、株主へ安定した配当を目指している場合は、赤字でも会社資金から配当する企業もあります。

権利確定日に株主名簿の登録がなければもらえない

株の配当を受けられる基準として、権利確定日に株を保有しているかどうかも重要です。株を購入した日が、配当の権利付最終売買期日前であれば、配当対象に該当します。

具体的には、株主としての権利確定日に株主名簿への登録が必要です。権利確定日は、決算日と同日となる企業が多く見受けられます。

いつもらえる?

配当金をもらえるタイミングは、企業ごとに異なります。通常は、決算期の2〜3カ月後に支払われます。

配当金は、4つの方法による受取りが可能です。

  • 企業から届いた「配当金領収書」を引き換えに銀行や郵便局で受領する配当金領収証方式
  • 証券会社の証券口座から受け取る株式数比例配分方式
  • 個別の銘柄ごとに指定した口座で配当金を受け取る個別銘柄指定方式
  • 保管振替機構の残高に応じて配当金が指定した口座に入金される登録配当金受領口座方式

一般的な例として、決算が3月末の企業であれば、6月頃に株主総会が開催され、総会の決議を終えて6月後半から7月前半に配当金の支払われます。支払われるペースは、年2回(中間配当や期末配当として権利日を年2回で設定)、または年1回の企業が多いです。

【投資の基本】証券会社とは?役割と開設できる口座の種類を解説
証券会社の選び方とは?初心者が株投資を始める第一歩
share: