ソーシャルレンディングは危ない?第3回「リスクを減らす対策」

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ソーシャルレンディングのリスクに関して、前回は注意点を紹介しました。

ソーシャルレンディングは危ない?第1回「リスクの実情」
ソーシャルレンディングは危ない?第2回「3つの注意点」

危ない投資を避け運用するには、リスクを減らすことが必要です。

今回は、ソーシャルレンディングのリスクを減らす3つの対策とファンド事業者の見極めポイントを解説します。

リスクを減らす3つの対策


ソーシャルレンディングのリスクを減らす対策は、3つあります。

  • 出資先の安全要素となる実績をチェック
  • ファンドが価値ある担保を設定しているかチェック
  • 倒産リスク回避のための短い運用期間の案件をチェック

出資先の安全要素となる実績をチェック

ソーシャルレンディングでは、出資先の安全要素となる返済実績を重要視します。ソーシャルレンディングは、資金調達の課題を抱えている企業への融資です。そのため、基本は返済能力のある安全な企業であるか判断する必要があります。

対策としては、出資先企業が過去に返済遅れや貸し倒れなどトラブルを起こしていないことが目安です。

ファンドが価値ある担保を設定しているかチェック

ソーシャルレンディングの運用リスクを減らすには、ファンドが価値ある担保を設定しているかチェックしましょう。

倒産リスク回避のために設定した担保が、価値のないものであれば貸し倒れの際に取り損ねてしまいます。

また、ファンドが担保設定を明示していても、不適切な値付けであれば安全性に欠けるでしょう。

倒産リスク回避のための短い運用期間の案件をチェック

ソーシャルレンディングは、運用期間の短い案件がリスク回避になります。ソーシャルレンディングは、運用開始すると償還まで解約できない仕組みです。

出資先企業の早期償還以外には解約できません。短い運用期間の案件を選ぶことが倒産リスクを減らす対策になります。

危ないソーシャルレンディング事業者を見分けるポイント

ソーシャルレンディングでは、危ない事業者を見分けることが重要です。見分けるポイントを2つ紹介しましょう。

高い利回りの業者

投資の基本は、ハイリターンの裏にハイリスクがある点です。利回りが高ければ、その分リスクも高くなります。

ソーシャルレンディングの平均利回りといわれる5%〜10%を超える案件を紹介する業者は、注意が必要です。危険な要素があるため、十分な調査をしたうえで判断しましょう。

融資先を開示していない業者

ソーシャルレンディングでは、融資先を開示している業者を選びましょう。最近では、融資先を開示している業者が増えている傾向です。しかしながら現状、ソーシャルレンディングは融資先の匿名化・複数化が認められおり、非開示の業者もあります。

投資家にしてみると、融資先の業績や事業規模などで運用を判断すると思います。融資先の匿名化・複数化が認められている現状においても、融資先を開示している業者が増えているようです。

開示していない業者は避けてみることがリスク回避にもなります。

ファンド選びでリスクを減らして投資しよう

今回は、ソーシャルレンディングのリスクを減らす対策や危ない事業者を見分けるポイントを紹介してきました。

ソーシャルレンディングは、銀行などの預貯金と比べてリスクのある資産運用です。

そのため、リスクをできる限り減らした運用を目指すことが危険の回避となります。ファンド選びの際は、参考にしてください。

ソーシャルレンディングは危ない?第1回「リスクの実情」
ソーシャルレンディングは危ない?第2回「3つの注意点」
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