2024年からスタートする「新NISA」とは?ポイントを解説

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最終更新日 2022.10.27

2024年から導入される新NISAは、いままでのNISAと何が違うの?

2024年から新しく開始されるNISAは、現行のNISAとどのような点が変わってくるのでしょうか?新NISAについて従来のNISAと違う点や知っておくべきポイントについて解説します。

新NISAとは


新しく始まるNISAは、従来の一般NISAから非課税投資枠と非課税対象を見直した制度です。

金融庁のサイトを読んでみても、制度改正の目的は、多くの投資家に資産運用の手段として長期や積み立て、分散投資を始めてもらいたいという意図を感じます。

 

新NISAの仕組み

新しく改正されるNISA制度の仕組みは、以下が非課税対象と非課税対象枠が変更後の内容です。

非課税対象期間最長5年間
非課税対象

2階建てによる仕組み

1階部分の概要: 一定の投資信託に運用して得られる分配益と譲渡益
2階部分: ある条件のもと株式や投資信託などへの投資から得られる配当金及び、分配金や譲渡益

非課税対象枠2階建てによる仕組み

1階部分: 新しく始める投資枠が5年間一律年間20万円の上限(非課税対象枠上限最大100万円)
2階部分: 新規投資枠上限が年間102万円まで5年間一律(非課税対象枠上限最大510万円)

※データ参照元URL:
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html

従来のNISAとの違い

新NISAは、従来のNISAと比較すると次のような違いがあります。

従来のNISA(一般NISA)新NISA
利用可能な対象者口座を開設した人が以下の条件をクリアしていること

・ 日本に居住
・ 20歳以上

2024年1月1日現在に口座を開設した人が以下の条件をクリアしていること

・ 日本に居住
・ 18歳以上

非課税対象期間最長5年間
非課税対象株式や投資信託などへの投資から得られる配当金及び、分配金や譲渡益2階建てによる仕組み

1階部分: 一定の投資信託に運用して得られる分配益と譲渡益
2階部分: ある条件のもと株式や投資信託などへの投資から得られる配当金及び、分配金や譲渡益

非課税対象枠新規投資枠上限が年間120万円まで5年間一律(非課税対象枠上限最大600万円)2階建てによる仕組み

1階部分: 新しく始める投資枠が5年間一律年間20万円の上限(非課税対象枠上限最大100万円)
2階部分: 新規投資枠上限が年間102万円まで5年間一律(非課税対象枠上限最大510万円)

口座開設できる数

利用者一人につき1口座まで

投資できる期間2014年~2023年2024年~2028年

※データ参照元URL:
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html

新NISAを始める前に知っておくべきポイント

新NISAは、始める前に知っておくべきポイントがあります。

新NISAの2階部分利用には1階部分の積立投資が必要な点です。一定の投資信託運用のうえ、2階部分を利用できます。

また、表内で解説している2階部分の非課税対象に該当するある条件とは、次のとおりです。

  • 監理銘柄(上場廃止基準に該当して証券取引所に指定された銘柄)ではない投資対象
  • 整理銘柄(証券取引所より上場廃止を決定された銘柄)ではない投資対象
  • ヘッジ目的など以外でのデリバティブ取引(原資産の価格に依存して理論価格の決定となる金融派生商品)

上記にあげた投資対象は、新NISAの非課税対象にならない条件です。

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