不動産投資とリート、それぞれのメリット・デメリットを比較

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最終更新日 2022.10.27

投資方法を考える際は、特徴やメリット・デメリットから判断することが近道になるでしょう。今回は、不動産投資とリートについて、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。ぜひ、比較検討のヒントにしてみてください。

不動産投資とリートの特徴

不動産投資(現物不動産)とリートには、それぞれ特徴があります。特徴の違いを比較してみましょう。

不動産投資(現物不動産)リート
不動産の取得取得が必要取得不要
投資先不動産自体投資法人
所得区分不動産所得譲渡所得
運用の手間手間が掛かる(不動産購入・不動産管理・賃料の受け取り・不動産の売却など)投資法人や運用会社による運用のため手間が掛からない

不動産投資のメリット・デメリット

不動産投資には、メリットとデメリットになる部分があります。

まず、不動産投資として対象になるのは、アパート・マンション経営や戸建て経営、駐車場、コインランドリーなどです。

メリット

不動産投資のメリットとしては、次の要素が考えられます。

不動産投資のメリットメリットとなる理由
安定した資産運用賃料収入において入居者の定着次第で安定した収入を見込める
相続税対策遺産相続において現金で持っておくより不動産で所有したほうが相続税が安くなる場合がある
運用初期の節税効果不動産取得時に発生した運用初期の経費が家賃収入より多ければ課税所得から減額可能・所得税や住民税も減額される

 

デメリット

不動産投資のデメリットは、次の部分が考えられます。

不動産投資のデメリットデメリットとなる理由
維持管理コスト

不動産を取得するため賃貸物件などは設備の修繕・清掃と管理が必要

管理会社に委託すれば手間は省けるがコストが増える

毎年の固定資産税が掛かる

価値の低下

建物の老朽化による価値の低下

古い建物に見合った家賃設定が必要

需要がなければ借り手が見つからない

空室対策

入居期間は入居者次第になるため空室リスクと隣り合わせ

災害や治安など外的要因に影響を受ける可能性もある

 

リートのメリット・デメリット

リートは、自分で不動産を取得しない分、手間の掛からない資産運用と考えられます。

不動産投資信託(リート)とは?仕組みやメリット・デメリットを解説

メリット

リートによる資産運用のメリットは、次のとおりです。

リートによる資産運用のメリットメリットとなる理由
少額で運用できる実際の物件を購入しなくて済むため現物不動産よりも少額で始められる
複数の不動産への分散投資ができる

証券市場で自由に売買できる

複数の出資を集めていることから個人では取得が難しい複数物件への分散投資も可能

デメリット

リートによる資産運用のデメリットにあたる部分は、次のとおりです。

リートによる資産運用のデメリットデメリットとなる理由
リートを目的にローンが組めない現物不動産の場合はアパートローンや不動産投資ローンが利用できるがリート目的の融資がないため自己資金が必要
配当による控除を受けられないリートの分配金は株式投資や投資信託で受けられる配当控除の対象外

 

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