不動産クラウドファンディングの利回りは?第2回「元本割れリスク」

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前回は、不動産クラウドファンディングの利回りを3つ紹介しました。利回りは3%の案件もあれば、5%、それ以上に高い案件もあります。

今回は、利回りの裏側で考えられる元本割れリスクについて解説しましょう。元本割れリスクから投資家を守る仕組みを2つ紹介します。

不動産クラウドファンディングの利回りは?第1回「3つの利回り」
不動産クラウドファンディングの利回りは?第3回「利回りの計算と相場」

 

不動産クラウドファンディングで考えられる元本割れリスク

不動産クラウドファンディングで考えられる元本割れリスクとは、出資した元金が投資したときの金額より下回る状態のことです。

不動産クラウドファンディングの場合は、最低投資額1万円から始められます。そのため、元本が1万円の場合は、満期時に元本割れで1万円以下になるイメージです。不動産クラウドファンディングは、投資信託として元本割れリスクを避けられません。その点を理解したうえで判断する必要があります。

元本割れリスクから投資家を守る2つの仕組み

不動産クラウドファンディングは、元本割れリスクに対して投資家を守る仕組みがあります。

万が一、元本割れとなった場合に2つの仕組みを備えているファンドを選ぶことが重要です。ファンド事業者を選ぶ際の判断基準にもなるでしょう。

劣後出資の割合が高い案件

不動産クラウドファンディングのファンド事業者は、劣後出資における割合の高さで選びましょう。優先劣後方式により投資家の損失を少なくする仕組みを取り入れている業者であれば、元本割れになったときでもリスクを軽減できます。

優先劣後方式では、優先出資が投資家で劣後出資が事業者となります。元本割れの損失の際は、劣後出資事業者の負担から損失にあてる仕組みです。劣後出資の割合が高い案件ほど、元本割れリスクの低さを期待できるでしょう。

マスターリース契約

元本割れリスクを避ける仕組みとして、マスターリース契約の案件があります。マスターリース契約は、物件を一括して借り上げる仕組みのため、空室となっても賃料支払いが保証がされます。(物件を一括して借り上げる仕組みとして、特定賃貸借契約といわれています。)

配当金が賃料収入の場合は、マスターリース契約のあるファンドがリスク対策となります。

元本割れリスクを判断したうえで投資してみよう

今回は、不動産クラウドファンディングの利回りの裏側にある元本割れリスクを解説してきました。不動産クラウドファンディングは、元本割れリスクを避けられない分、優先劣後方式やマスターリース契約などリスク回避の仕組みを用意している業者選びがポイントになります。

元本割れリスクと回避する対策を理解したうえで運用してみましょう。

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