2分でわかる!不動産投資(区分マンション投資)のポイント

最終更新日 2022.04.25
人生100年時代における生涯賃金の新設計として、投資がその一助になる可能性があるとして注目を集めています。しかしながら、投資にはリスクが付きまとうこともあり、何にどう投資したらよいかもわかりにくく、なかなか踏み出しにくいと感じている方も多いでしょう。
そんな中でも、不動産投資は資産として残り続けることもあり、比較的安心感のある投資だと言われています。今回は、その不動産投資の中でも、「区分マンション投資」に着目してお話をしていきます。
目次(クリックで項目へジャンプ)
区分マンション投資とは
区分マンション投資とは、投資用マンションを区画単位(部屋単位)で購入し運用する不動産投資のことをいいます。
区分マンション投資のメリット
では、アパートやマンションを一棟丸ごと購入する投資とは何が違うのでしょうか。具体的にメリットを見ていきましょう。
メリット1.初期投資金額が低めで済む
部屋単位で購入して運用するため、アパートやマンションを一棟丸ごと購入するケースと比較すると初期投資にかかる費用をぐっと抑えることができます。
メリット2.物件の選択肢が多い
部屋単位で募集が出ているため、エリアごと、価格帯ごとに選択肢がたくさんあることも大きなメリットです。土地勘のある場所から選んだり、予算から選んだりと、一棟買いと比較すると、さまざまな選び方ができるでしょう。
メリット3.共用部分の管理を任せられる
一棟買いの場合だと、管理などもオーナーである購入者自身で行う必要がありますが、区分所有の場合は管理組合に共用部分の管理をお願いできます。そのため、手間や費用を押さえながら運用できます。
メリット4.流動性が高い
部屋単位で購入でき、買いやすいということは、裏を返せば売りやすいということでもあります。もし、売りたいと思ったときでも、一棟をまるごと売るよりも早く売れる可能性が高くなるでしょう。
区分マンション投資のデメリット
区分マンション投資をするにあたって、あらかじめ知っておいたほうがよいデメリットも挙げてみましょう。
デメリット1.空室リスクがある
不動産物件全般に言えることではありますが、いい物件を購入しないと空室リスクが高まります。部屋が空いている期間は収入はなくなり、管理費や固定資産税、ローンの支払いなど費用ばかりがかかるため、収支がマイナスになることもあります。
デメリット2.高利回りを狙いにくい場合がある
区分マンション投資では、高利回りが狙いにくいケースもあります。また、マンション自体の規定などにより、好きなようにリノベーションできないケースもあります。
メリットが多い区分マンション投資
不動産投資の中でも、比較的始めやすい区分マンション投資について解説しました。不動産投資の初心者でも取り組みやすいのが区分マンション投資の特徴。空室になったら、購入者自身で住むこともできるため、その投資リスクは比較的低いとも言えるでしょう。
- 費用を抑えながら不動産投資を始めてみたい
- 本業が忙しくて管理が難しいので運用を簡単に行いたい
そんな方にとっては、検討する価値のある投資と言えそうです。