投資の「リスク」と「リターン」を解説

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最終更新日 2022.11.29

投資は、貯蓄よりも利回りのよい資産運用として注目されています。ただし、100%安心できるとは言い切れません。投資には、リスクとリターンが存在します。

今回は、これから投資を考える人向けに、投資により考えられるリスクやリターンについて解説しています。

投資にはどんなリスクがある?

投資には、リターンがあればリスクもあります。

投資の特徴から考えられるリスクを大別して下表に、簡単にまとめてみました。

投資で考えられるリスクリスクの内容国内における投資対象
株式市場における株価変動リスク株価の変動は景気や経済の動向、企業の業績による株式
債券の金利変動リスク債券に対して国や企業の財政難や経営難を理由に返済能力がなくなる

金利の変動により債券の単価も変動する

債券
有価証券の発行元に対しての信用リスク株式や債券、REITなどの有価証券発行元の信用度の変化により投資対象の価格も変動する株式・債券・REIT
REITによる不動産投資の価格変動リスク不動産の稼働率や賃貸料の状況や関係法令・規制の変更などを受けて価格が変動するREIT
市場規模と取引量に左右される流動性リスク流動性の低さから取引価格への影響が懸念される株式・債券・REIT

リスクとリターンは比例する

リスクとリターンは、隣り合わせで比例します。リスクが大きければリターンも大きくなります。リスクが小さければ、その分リターンも小さくなる仕組みです。

つまり、投資はハイリスクハイリターンとローリスクローリターンの傾向と考えられます。

投資でリスクを軽減する方法


投資でリスクを軽減するには、いくつか取り組み方があります。

長期的な投資を考える

投資期間を長く設定することはリスク軽減につながります。価格変動をくり返す金融商品の場合は、短期間の投資だと損失から回復する時期を外すかもしれません。10年や20年など、長期間の投資であれば一時的な下落から上昇する場合もあります。

積立投資

積立投資は、時間を有効活用できるため、リスク軽減につながります。とくに20代の若い世代の場合は、老後資金の積み立てとして時間が味方をするでしょう。早いうちから積み立てることで毎月の負担が軽減されるからです。

一般社団法人「全国銀行協会」が紹介している積立投資の例を参考にすると、次のとおりです。

  • 20歳から40年掛けて老後資金を2,000万円を積み立てる場合:毎月の積立額が約34,000円
  • 30歳から30年掛けて老後資金を2,000万円を積み立てる場合:毎月の積立額が約48,000円

上記の積立投資の試算は、金利1%で1年複利を想定しています。利息額に対する税金20.315%(所得税15.315%(復興所得税0.315%含む)、地方税5%)を考慮しています。

データ参照元URL:
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-c/3781/

投資先を分散させる

投資対象となる金融商品の価格が下落した際は、投資している資産も同じように値が下がります。ひとつの金融商品だけに多くの資金を投資していると、大きな痛手となる可能性が高くなると言えます。

投資対象となる金融商品を分野の違う複数に分散しておくと、リスクの分散ができます。違った分野に投資する理由は、何かリスクが発生した場合でも、影響を受けない他の投資先へ大切な資金を分散させることができるからです。

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