【投資の基本】株とFXの違いは?6つの視点から検証

share:

最終更新日 2022.04.25

投資の話題でよく「」や「FX」という言葉を耳にします。どちらも、お金を儲けるための手段、ということはなんとなく分かるけれど具体的な違いはよくわからない……という方も意外と多いかもしれません。

そこで今回は、投資手法としてよく比較される株とFXの違いについて、さまざまな視点から検証していきます。これから投資をはじめたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

株とFXの違いを項目ごとに検証


いわゆる「株」は株式の取引などで利益を狙う株式投資のことを指し、「FX」は外貨の取引で利益を狙う外国為替証拠金取引のことを指します。それぞれ具体的にどのような違いがあるのでしょうか。6つの項目で見ていきましょう。※特に断りがない場合は、株投資は日本の市場でのケースを解説しています

1.投資対象

  • 株 → 企業に投資
  • FX → 通貨に投資

株は一般的には証券取引所に上場している企業が発行している株式を売買する投資です。一方のFXは各国が発行している法定通貨(ドルやポンドなど)で、投資できる通貨の種類はFX会社によって異なります。どちらも、価格の変動とその差によって利益を得ることを狙います。

2.投資対象の数

  • 株 → 国内上場企業3,000社以上
  • FX → 世界各国の約180種類の法定通貨

株投資の対象は各種取引所に上場している企業数となります。2020年時点で日本の証券取引所に上場している企業は約3,000社です。もちろん、海外の企業に投資することも可能で、たとえば世界最大の株式市場「NYSE(ニューヨーク証券取引所)」も持つアメリカには、Nasdaqと合わせて約5,000社の上場企業があります。

一方のFXの対象は世界各国の法定通貨約180種類。取引は、異なる2つの通貨を売買して行います。なお、取引できる通貨は、FX会社によって異なります。

3.取引時間

  • 株 → 証券取引所が空いている時間のみ(9時~15時※11:30~12:30は不可)
  • FX → 平日24時間(メンテナンス時間を除く)

株式の取引は、証券取引所が空いている時間のみです。一方のFXの取引可能時間は、月曜日の早朝から金曜日の深夜を過ぎた土曜日の朝まで、平日はほぼ24時間取引が可能です。為替は世界中のマーケットで取引されているので、常にどこかのマーケットが開いているのが特徴です。

4.変動理由

  • 株 → 企業の業績や景気・政治経済の動向など
  • FX → 国の経済情勢・金融政策など

株の価値変動は企業の業績・景気・政治経済などで外的要因もありますが、社会情勢に関わらず企業業績が悪化すれば株価は下がります。FXはその国の経済状況や金融政策による影響が大きいと言えます。

経済が好調な場合、中央銀行が利上げを行った場合には、その国の通貨は買われる傾向にあり、価格が上昇します。また、大規模な災害や国際的な事件が起きたときなどは、為替は大きな影響を受ける傾向にあります。基本的に相関関係になりやすいと言えるでしょう。

5.レバレッジ

  • 株 → 現物投資なのでレバレッジをかけることができない(信用取引を除く)
  • FX → レバレッジをかけることが可能で、日本のFX会社では法律によって25倍まで(海外では数百倍なども)

6.最小資金での投資

  • 株 → 最近では1株購入などもできるが、原則100株購入なので、1株×株価となる
  • FX → 通貨ペアの時価×購入量×レバレッジ

株式の場合、購入する株の価格によりますが、必要になる資金はFXと比べて多くなりがちです。通貨ペアは株と比べると安価な場合も多く、必要数量も小さくて問題ないため少ない資金でも始めることができます。

株とFXの違いを知って自分に合った投資を

株とFXの違いを簡単に解説してみました。少し見てもこのような違いが株とFXにはあり、まったく違うものだということがお分かりいただけたかと思います。これから投資を始めたいという方は、それぞれの違いを把握した上で、自分の投資スタイルにあった投資を選ぶとよいでしょう。

share: