DAOによるこれからの働き方や組織の在り方を考えてみました

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今回はDAOの今後の世界を考えてみたいと思います。

DAOとは、ブロックチェーンの仕組みを活かした、リーダーのいない分散型の横型組織です。多くのDAOを名乗る組織は、実際は自律も分散もしていないという組織上の課題があります。

DAOの概念や基本的な仕組み
DAOが抱える課題

また、セキュリティーの面や法整備の面でも同様に課題が山積みで、DAOは現状課題克服の過渡期といえます。

 

本記事では、DAOが過渡期を乗り越え、成熟期を迎えた頃、どのような未来が待っているかを考察してみたいと思います。

DAOによる組織の在り方の変遷【未来の組織の4パターン】

 

DAOによる組織の在り方

DAOの登場、普及により組織の在り方は大きく変わると言われています。

イーサリアムを考案したロシア生まれの天才、ヴィタリック・ブテリン氏は、DAOを含む将来の組織の在り方を、下記の表で定義しています。

 

労働者がいる労働者がいない
経営者が
いる
①現在の主な会社
(伝統的株式会社など)

【減少】
②人の代わりに、ロボットやAIを使う企業
【増加】
経営者が
いない
③DAO(自律分散型組織)
【増加】
④AIによる完全自動企業
【増加】


「今後、AIやロボットの普及で人の仕事が無くなるのでは?」と言われて久しいですが、全ての仕事が無くなる訳ではありません。

しかし徐々に減少し、表の②のロボットやAIを使う企業も増えてきています。

 

DAOでの働き方のステップ

DAOでの働き方をまとめると、下記のステップになります。

  1. DAOがトークンを発行する
  2. DAOが実施するプロジェクト(仕事)に関して、トークンの保有者(DAOのメンバー)が実施有無、やり方を投票し決定する
  3. 決定したプロジェクトを遂行する
  4. プロジェクトの利益をトークンの保有者で分配する

 

上記のとおり、資本を投入しリスクを負いながら利益を得るという観点から、DAOの働き方は投資家に似ています。

Web3.0の浸透と共に、DAOのこのような考え方がますます増加していくことでしょう。

 

それ以外にも、ブロックチェーン技術の浸透により、仕事の自動化・効率化・無人化をますます加速させていくことも間違いないでしょう。

その結果、④のようなAIによる完全自動企業が世の中を席巻する未来も、あながち夢物語ではないのかもしれません。

 

【将来の働き方としてのDAO】

 

現状のDAOの課題は、自律も分散も不十分であること、およびセキュリティー面や法整備の面です。

それでは、各国のDAOに対する法整備やセキュリティー面の強化がなされ、かつDAOが充分に自律分散化されるとどうなるでしょうか?

 

恐らくDAOで働く人が増えていくでしょう。企業の面接を受け採用されて働くスタイルから、興味ある分野のDAOを見つけ、投資(トークンを購入)し、プロジェクトに参画していく。将来の仕事は、そのようなスタイルになるかもしれません。

 

将来の働き方や投資先を見据え、ご自身の興味があるプロジェクトに取り組んでいるDAOを、まずは見つけるところから始めてみてはいかがでしょうか。

DAOの概念や基本的な仕組み
DAOが抱える課題
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