DAOの概念や基本的な仕組み

share:

最終更新日 2022.11.10

資産形成の一環としてビットコインなどの仮想通貨を始めた方も多いのではないでしょうか?

近年の流れを振り返ると、2018年はトークンを発行して、プロジェクトの資金調達をするICO(新規通貨公開)がブームとなりました。

また、2020年にはCOMPOUNDやUNISWAPなどの分散型金融(DeFi)が拡大しました。

DeFiの市場規模は約1000億ドル(約11兆円)で、2021年の1年間で約5倍に急増しています。

分散型金融「DeFi(ディファイ)」とは?売買せずにお金が増加?

 

そして2021年に大きく台頭したのが、NFT(Non-Fungible-Token)です。

トークンに紐づいた改ざんが難しくかつ唯一無二の価値をもつ、デジタルアートやデジタルコンテンツが大流行し、今も着実に市場規模を広げています。

この記事を読むことで、DAOの概念や基本的な仕組みを理解できます。

 

2022年からDAOブーム到来!DAOの基本を解説

DAOとは”Decentralized Autonomous Organization”の略で、日本語では”自律分散型組織”といいます。仮想通貨と深く関係していて、投資の選択肢となり得るものですが、それだけではありません。

重要な点は、「私たちの働き方や組織との関わり方そのものに大きく関係しているもの、影響を与えるものである」、ということです。

 

具体的にDAOとは何か、そしてどういった”組織”か定義します。ポイントは下記の2つです。

  • リーダーがいない(縦型の組織構造ではなく、上下関係の無いフラットな組織)
    誰かがリーダーとして権力を持っているのではなく、権力が分散している。
  • 意思決定が無く”自律的”
    リーダーや運営側が命令して方針を決めるのではなく、皆で話合いや投票をして意見を出し合い方針を決め、組織を運営していく。

 

現代における多くの会社の仕組みは、リーダーがいる縦型の組織でDAOとは異なります。それでは、なぜ今、DAOが注目を集めているのでしょうか?

その答えが「ブロックチェーン」。ブロックチェーンとは、「取引記録を残せる”分散型”の台帳」です。取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげるかたちで記録しており、改ざんが難しい(ほぼ不可能)なのがポイントです。

ブロックチェーンの”分散型”であり”改ざんが不可能”という特徴を活かし、DAOはリーダーや管理者がいない、横型のフラットな組織を成り立たせています。
 
Virtual Wall City

DAOでできること?

「DAOの組織の特徴は分かったが、じゃあ何が出来るのか?」

「これまでの縦型組織と比べて、どういうメリットがあるのか?」

 

上記のような疑問を持たれた方もいるかと思います。DAOでできるようになることの1つは、「価値の移動」、つまりは金銭などの価値の受け渡しです。

改ざん不可能な状態であれば、お金を安心して移動できます。それが、ブロックチェーンの仕組みを活かしたDAOの最大の特徴でありメリットです。

 

安全に金銭を受け渡すことや、データの管理は、これまで銀行や企業がその役割を担ってきました。

例えば、送金や振込に関しては、これまでは銀行が仲介していましたし、また、データに関しても企業が管理していました。

 

しかし、DAOやブロックチェーンの仕組みを使えば、DAOに所属するメンバー間で自律的・分散的にデータを管理したり、お金を送受信できるのです。

これこそが、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を発行するDAOの最大の特徴なのです。

 

まとめ

 

【DAOの仕組みを活かしたWeb3.0の世界へ】

 

DAOとは、ブロックチェーンの仕組みを活かした、リーダーのいない分散型の横型組織です。インターネットの世代は、下記の通り3世代で示されます。

    • WEB1.0:インターネット黎明期(電話回線、ISDN)、文字情報が中心
    • WEB2.0:高速インターネット、スマホやSNS、文字から動画情報へ
    • WEB3.0:ブロックチェーン、DeFi、メタバース、DAO

 

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を利用した資産形成をする上でも、DAOはその基盤となる仕組みです。

WEB3.0の世界は、今まさに到来しています。ブロックチェーンやDeFiとあわせて、DAOに関しても見識を深めてみてはいかがでしょうか。

DAOが抱える課題
DAOによるこれからの働き方や組織の在り方を考えてみました

 
Virtual Wall City

share: