分散投資とは?どんなメリットがあるの?

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投資をする際に投資先などを多様に分散させることを分散投資といいます。分散投資は、資産運用のリスクを減らす方法の中でも、実行しやすいだけでなく重要な方法でもあります。

今回は、4つの分散投資の紹介と分散投資に期待できるメリットを解説しましょう。

4つの分散投資

資産運用において価格変動リスクを軽減するために分散投資は有効です。そこで、分散投資の対象範囲を知るために、分散投資の種類を4つ紹介します。

投資対象となる資産の分散

分散投資は、値動きの異なる投資対象を複数分散することでリスク軽減の幅を広げられます。例えば、株式と債券では経済動向などの影響を受けて異なる値動きが考えられます。株式が値上げ傾向にあるときは、一般的には債券の値が下がるためです。

日本銀行は景気が悪くなっている時に金利を下げ、景気が悪い時は株価が下がります。一方、債券の価格が上がるのは、金利が下がった時です。

そのような観点から、複数の投資対象や資産を分散する必要があります。考えられる投資対象は、次のとおりです。

  • 年金
  • 保険
  • 預貯金
  • 株式(国内および海外)
  • 債券(国内および海外)
  • 通貨
  • 不動産
  • 商品ファンドなど

銘柄の分散

株式投資の場合は、銘柄を分散することで値動きによる影響を抑えられます。ひとつの銘柄だけに資金のすべてを投じるのではなく、複数の銘柄に分散する方法です。

1銘柄に100万円投資複数の銘柄に分散投資
A社:1株500円を2,000株A社:1株500円を500株
B社:1株500円を500株
C社:1株700円を200株
D社:1株300円を1,200株

銘柄の分散では、債券であれば国債や社債など異なる銘柄に分散投資することを考えるのも一手です。

投資地域の分散

地域分散は、例えば国内だけではなく世界各国を対象に分散投資することです。投資対象となる国の情勢や為替変動の影響から地域ごとの値動きの違いが考えられます。例えば、「新興国と先進国」や「欧州とアジア」など異なる状況の地域を組み合わせて、投資をすることもリスク回避に繋がります。

時間の分散

時間の分散は、投資タイミングを分けることです。株式など一度に全額を投じないで、数回に分けて買い足すイメージです。一度に買ってしまうと、価格が高い時期に買ってしまうかもしれません。時間の分散は、そのような高値づかみリスクを抑えられます。

また、投資信託などの積立は定額投資となるため、価格変動リスクを防げる時間分散とも言えます。

分散投資するメリット

資産運用を分散投資で取り組むメリットは、投資先の価格変動リスクを抑えられることです。条件の異なる複数資産に投資することで、一方の資産が値下がりしても一方で値上がりする状況を作れます。特徴の違う投資対象に対して、分散して投資することで収益と損失のバランスを保てる可能性が高くなります。

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