ブロックチェーンでデジタル証券化
不動産STOとは?第2回「メリットとリスク」

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デジタル証券化の不動産STOは、分割できる独自通貨による資産運用です。実際に、どのようなメリットがあるのでしょうか?また、考えられるリスクなども知っておきたいポイントです。

今回は、不動産STOのメリットやリスクについて解説します。

ブロックチェーンでデジタル証券化|不動産STOとは?第1回「仕組みと誕生の背景」
ブロックチェーンでデジタル証券化|不動産STOとは?第3回「今後の展開と変化」

 

不動産STOのブロックチェーン技術によるメリット

不動産STOには、ブロックチェーン技術が取り入れられています。ブロックチェーン技術によるメリットを紹介しましょう。

24時間いつでも取引できる

不動産STOの大きな特徴は、24時間365日いつでも取引できる技術があることです。ブロックチェーン技術の仕組みにより、複数コンピュータでデータ共有が可能なため、流動性の高い投資ができます。現状では、即時決済が可能です。

ブロックチェーン技術で安全性を高められる

ブロックチェーンは、高い安全性を担保できるデータ改ざん防止技術です。デジタル証券データは、自主規制団体の日本STO協会が詐欺や漏えいを防ぐ保護の役割を果たしています。

コストを抑えられる

不動産STOは、従来の不動産投資に必要な書類でやり取りする手続きや手数料などコストを軽減する仕組みです。ブロックチェーン技術により、配当の受け取りなどを自動化できます。

所有権を小口に分けられる

不動産STOは、不動産の所有権が小口化できるため少額投資が可能です。多額の資金調達に対して、多くの投資家からの出資を集められる仕組みになります。個人投資家が参入しやすくなりました。

不動産STOで投資する際のリスク


不動産STOで投資する際は、いくつかのリスクが考えられます。リスクを理解したうえでの運用が必要です。

審査基準リスク

不動産STOは、日本STO協会より審査されるSTOのひとつです。STOの特徴は、安全性保持を最優先しているため、審査が厳しい点ではないでしょうか。そのため、投資商品や参加する投資家まで市場参入のハードルが高くなります。

取引規制リスク

不動産STOの市場は、取引可能な商品が少ない状況です。商品の少なさだけではなく、取引の規制も標準化されていません。取引規制は、標準化に向けて規制が変わるリスクを持っています。

不動産STOのメリットとリスクを理解して運用しよう

今回の記事では、不動産STOのメリットとリスクについて解説してきました。メリットとなる4つの特徴や現状の課題となる2つのリスクをふまえて、少額の運用から始めてみてはいかがでしょうか。

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