分散型金融「DeFi(ディファイ)」とは?売買せずにお金が増加?

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最終更新日 2022.04.25

ブロックチェーンは従来の「中央集権型」ではなく、「分散型」だという説明がよくされます。技術的な側面と共に、管理者がいないことによるフラットな世界線を構築できる点がブロックチェーンではたびたび語られます。そんな中で現れたのが、ブロックチェーン技術によりさまざまな活用が期待される分散型金融「DeFi(ディファイ/ディーファイ)」です。

今回は、このDeFiについて解説していきます。

DeFi(分散型金融)とは?

「DeFi」は、「Decentralized Finance」の頭文字を取ったもので、日本語では「分散型金融」と訳されます。これは、従来のような中央管理者のいない金融仲介アプリケーションサービスです。

DeFiのメリット

DeFiでは、イーサリアムを基盤とし、管理者がいないことでスムーズな資産の移動・取引が行なえます。金融機関を挟むことが無いため、スピーディな金融資産取引が可能になります。また、金融機関を通さないため手数料が低い点もメリットと言えます。

DeFiの投資方法

DeFiが注目を集めている要因の1つに、投資対象としての魅力が挙げられるでしょう。具体的には、DeFiには大きく2つの投資方法があります。

  1. DeFi銘柄へ投資をする
  2. DeFiサービスで資金運用を行う

それぞれ見ていきましょう。

1.DeFi銘柄へ投資をする

DeFiの通貨を購入し、為替差益の獲得を目指す方法です。株やFXなどと違い、チャートを確認しての売買ではなく、投資による価値変動で為替の差分損益が発生する可能性があるため、基本的には購入後は放置して推移をみていくことになります。

2.DeFiサービスで資金運用を行う

こちらの方法は、投資に馴染みのない人にはわかりにくい可能性があるため、簡単に説明しましょう。ひとことで言うと、DeFiのサービスに資金をプールすることで、金利収益を獲得する方法です。手数料収入をトークンで獲得し、そのトークンを再度売却したり、再投資することで複利的な資産運用を実現することもできます。

DeFi投資のリスク


メリットが大きいように思うDeFiですが当然デメリットも存在します。

  • 価格変動のリスク
  • 政府の規制による影響

価格変動についてはどんな投資でも起こり得るものですが、政府の規制という部分では各国の法改正が追い付かなかったり更新されたりするので、慎重にDeFi銘柄などを選ぶ必要があります。

DeFiは国境を超える


従来、日本で海外の投資商品に投資する際は、その国の金融機関で口座開設し日本円をその国の通貨に交換して金融商品を購入する必要がありましたが、DeFiでは、国籍などあらゆる属性を排して、世界中どこにいても、すべてのユーザーがアプリケーションを使うことができる点も大きな特徴と言えます。

ただし、DeFiの利用には主に海外取引所でのみ購入する形になりますので、国内取引所から仮想通貨を海外取引所へ送金する必要がある点にも注意が必要です。

まだまだ整備されていない点も多いDeFiですが、自分でチャートを見て売買しなくても利益を上げる方法として、今大きく注目されています。今後の活用にも要チェックです。

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