2分でわかる「ブロックチェーン」とは?革新的技術の要点まとめ

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数年前から耳にする機会が一気に増えた「ブロックチェーン」という言葉。この言葉には、ビットコインをはじめとする仮想通貨や、最近では日本で話題になっているNFTといわれるトークンで利用されるなど、少し考えるだけでもさまざまなイメージが浮かんできます。

今回の記事では、そんなすごそう、だけどちょっとつかみどころのない「ブロックチェーン」について、わかりやすく解説していきます。

ブロックチェーンとは?


その多岐に渡る活用の可能性の広さに、今後もますます期待が高まっていくことが間違いないブロックチェーン。とはいえ、「ブロックチェーンとは?」と考えた時に、具体的にどういうものかいまいちよくわからないという方のために、簡単に解説していきます。

ブロックチェーンとは、暗号技術を使ってリンクされた「ブロック」と呼ばれるレコード(データの記録)による、増大するリスト(台帳)のことであり、インターネット登場以来の技術革新ともいわれています。

過去のデータを引き継ぐ場合は、前のブロックの暗号化ハッシュ 、タイムスタンプ、トランザクションデータが含まれているため、主にテクノロジー分野においてセキュアな環境設計に活用されることが多くなっています。

しかし、多くの分野で幅広く利用できること、そして進化のスピードが速いこともあり、確実な定義づけがされていません。時と場合や人によって、解釈に違いが生まれることもあります。

ブロックチェーンの特徴

そんなブロックチェーンの特徴をいくつか挙げてみましょう。

安全性

例えば、

  • 不正が不可能な仕組み
  • 本物を証明する技術
  • データを分散させる事で同一データの保守が可能になる

といった特徴がビジネスシーンで注目されています。

耐改ざん性

上記のような特徴から、ブロックチェーンを取り入れることで

  • データの改ざんが困難
  • システムの負荷が軽減される
  • 取引記録を消すことができない

といったメリットを得ることができるようになりました。

集権型管理者が居ない(分散型)

また、開発者にとって何より一番素敵なものは、「集権型管理者が居ない」ことでしょう。

今までの多くのシステムは、中央に管理者が存在することで成り立っていました。ブロックチェーンは全ての参加者が自律したコピーデータを持つことで、中央に依存せず分散型の運用を可能にします。そのため、「自律分散システム」とも言われることもあり、改ざんが困難な環境を構築できます。

これらの環境から仮想通貨などを筆頭とした高い信用を求められる取引に欠かせないものとして扱われるようになりました。

ブロックチェーンの活用事例

さて、「ブロックチェーンとは何か?」に関して「不正を許さない」「データの改ざんが困難」など、その理由については理解していただけたかと思います。ここでは、仮想通貨やNFTなど以外での活用例をご紹介します。

ブロックチェーン業界では、医療、行政といった堅実な業界のみならず、多くの一般的なサービスでもブロックチェーンの導入が考えられ、実際に進められています。2016年に経済産業省はブロックチェーンが影響を及ぼす可能性のある市場規模を67兆円と発表。これは建設64兆円や不動産業73兆円、医療福祉68兆円と引けをとることはない水準でもあります(情報通信白書)。

下記のような業界が注目されています。

  • 金融系
  • ポイント(ポイントカードなど)
  • 資金調達
  • SNS
  • 資産管理
  • 貿易・流通管理
  • 将来予測
  • メタバース
  • 公共
  • 医療…etc

例えば、金融であれば決済や送金に利用することで改ざんを防ぐことが可能になります。貿易・流通管理においては、例えばダイヤモンドの所有ルートなども真偽の証明に利用出来るようになります。すでにエストニアでは、納税・投票・結婚離婚の手続き・土地の登記などはインターネット上で完結する状況になっています。

さらに活用の幅が広がるブロックチェーン

今後ブロックチェーンは私たちの生活において、もはや自然に、しかしながら欠かせない存在として、そこにあるようなシステムとして共存していくことになるでしょう。

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